酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

梅仕事

今年は梅仕事が豊か。まずは和歌山南紅梅!で、料理人やま山椒のおっちゃんによる干さないやり方の梅干に挑戦。25%の塩がええそうです。この数字がさまざまな気象条件に対応できる最低の分量やて。塩は多量にすっても木になっている状態に戻ろうとするので、不純物である塩を吐き出し梅酢を吸い込んで、本来の姿である果肉と梅酢だけになるそうなんです。で3年寝かせると羽二重のようなおいしい梅干しになるそうですわあ。気の長い話ですが干さなくてもよいのでこのまま静かに冬眠・・・おっちゃんは塩を炒ってさらさらにするのもコツやと。これはすんませんが手間なのでカット。で、梅をつけたときの水も一粒ずつ拭かんでもええと。カビが生える原因になるどころか、返ってこの水が梅酢の上がりをよくするそう・・・これはらくちんな方法なのでもらいました。そうしたらほんまに梅酢の上がりの早いこと!2日くらいでぐんぐんあがり始めもう今はひたひたになるくらいまで上がってきています。

いろ~~~んなやり方がある中で、都合のええとこをチョイスして・・・・。

そしてラッキーなことに、先日またまた仰山無農薬の梅をもらいましたんや。小梅ちゃんのようにかいらしいのとちょっとそれより大きいの。

いただいた時はまだ青かったので、しばらく常温で置いておいたら追熟してええ按配に黄色になりまして、さあ、梅仕事。ああ、このええ香りがまた梅仕事の醍醐味。

うちの家族はすっぱいのが苦手なようなので、小梅ちゃんは生協に載っていた、氷砂糖を加えた食べやすい減塩タイプの方法でやってみましょ。無農薬・自然農法なのでそばかすちゃんがまた愛嬌よしこの方法やと、もう今年から食べられます。

梅仕事も今年で3年目。るんるん