酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

野草料理教室

先日みどりの村の総会がありました。いよいよ6年目どす。

で・・・その前に村の村民でもある津島先生による野草料理教室が行われました。

畑は宝の山。どんなに不景気になっても大丈夫。生きながらえそうや。

左上の鶴屋吉信 雲竜もどきは、権座の米粉と小麦粉を混ぜてひとつは土筆の胞子をもうひとつは蓬をいれてのして蒸して・・・それに餡子を巻いたもの。きれいな手鞠寿司のオレンジはサーモンではなく人参の麹漬。白いのは大根の麹漬。和えるお酢もシンプルに梅酢のみ。梅酢はすんばらしい食材なんやて。右上ははっさくの皮を軟らかく煮て仕上げに黒砂糖をいれ、あっつあつのうちにココアをまぶしたフランス菓子もどき。ひじきとヨメナのスパゲッテイ。野蒜は生のまま塩でさっともんだだけ。お葱は のの字にすり鉢でよくすって、味噌和えに・・これ抜群においしい。このスパゲッテイも美味しいんやて。スイバはそれそのものが酸いので、味噌あえにしたら酢味噌和えになるのです。天麩羅は優れもの、あく抜きをしなくても油があくを抜いてくれるのです。アザミもこの時期なら柔らかくてOK.ヨメナ・スギナ・カラスノエンドウ・蓬・土筆・垣通し・あまな なんでも大丈夫。ここでも米粉が大活躍!

他にも土筆をさっと蒸して、乾燥させたものに塩をまぶしただけ!が、癖になる美味しさでした。土筆は胡麻和えにもされていました。

この時期こそ野草の旬なのやそうです。よく見かけるハコベも肝臓にええそう。これはええ事聞きました。お葱の代わりにこっそり入れやはったらよろしいと。でも大事なのはええと思っても食べ過ぎないこと。塩梅・匙加減とはよう言うたもんでほどほどがよろしいようで。

バラエテイに富んだメニューの数々ごっつおうさんでした。
津島先生はむっちゃ頭脳明晰で、陰陽の話もおもしろかったです。

畑を通して出会わせてもろた人のご縁に感謝感謝。ありがとうございました。
今年も大地に太陽に水に感謝しながら、畑がんばります!