酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

こないだ言うてた、という不思議なお酒。

生野銀山の坑道でなんと10年も寝かせた純米生原酒。

10年もたっているのにまず色がほとんどついてません。味わいも香りも古酒っぽくないのが不思議不思議。そしてかなり おりが生じていて解脱しています。そして独特の酸と甘みがえもいわれぬ味わい。

八重垣のおやっさん 田中博和さんが自ら故郷で育てた兵庫北錦を
自然乾燥稲木干しをして醸されました。

坑道や氷室とか・・・・・木桶にも通じる何かわからへんけど何かこう・・・・・・
目に見えない自然の力がはたらいているんやろな。

ここで滋賀の地酒も寝かせてみたいなあと思いました。これを持って来てくれはったMさんは、今滋賀のスローフードを発信しようと一所懸命動いてはります。

皆それぞれがそれぞれの持ち味をいかして一所懸命取り組んでいったら、ええようにええように繋がって行って・・・・それこそスロースローで時間をかけながら根っこを太らせていって・・・・・ほんでええもんになっていったらええなあ。