酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

不老泉の力

多いときは 小川酒店の冷蔵庫2列が見事に不老泉一色になっていて、見ていても圧巻!ほくほく嬉しくなるのに、今は山廃の生もんが見事に品切れをおこしてしまって、生は速醸が寂しくわずか4種類。

なので父の日にも ここはついつい山廃をお勧めしたいので 
なかなか 速醸の不老泉を売る気になれへんだんですわ。

がしばらくは出荷しはりそうもないので、自分で買ってここの純米吟醸 速醸をじっくり飲んでみましたんや。そしたら・・・やっぱり不老泉や!

それもお燗したら不老泉の色がよりいっそう出てきますやん。

藤井君が 西武百貨店にて試飲販売してはるということで、可愛いサスペンダー姿でご来店。このところ地球温暖化でお米に力がなくなって来ているので、昔通りの作り方をすると 腰のない しゃばしゃばのお酒になり勝ち。が、ご自分でもちゃんと汗を流してお米を作ってはる 山根のおやっさんは、そういう年々変化しているお米と日々向き合いながら その特性に合った麹の作り方 米の使い方を考えながら醸してはるので、先日も不老泉のお酒は ほんまにしっかりしていると褒められはったそうです。

朝市では沖島のお店が大人気!で先日は鮎が大漁!母が朝獲れ獲れの新鮮な鮎をこれまた こっくり上手に炊いてくれまして、それがこの不老泉のお燗によう合いました。

しっかりとした不老泉のお酒に しっかり炊き上げた鮎の山椒炊。
まさに 絶品!