酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

今森光彦の世界展 光(写真)と影(切り紙)のフェスティバル

草津市のしが県民芸術創造館 展示ホールにて「今森光彦の世界展 光(写真)と影(切り紙)のフェスティバル」があり、奥さんの真弓さんと尚美ちゃん(里山みらい塾の同じすたっふ)といってきました。

このイベントの言い出しっぺとおっしゃる すずめの学校の宮腰悦子さんは、以前から真弓さんにお聞きしていましたが、思ったとおりの・・いやいやそれ以上の素敵なひとでした。

やりたいと思ったことを、ちょっとだけ無理をして頑張ると、成長することができる。その過程で新しい仲間を見つけ、目標を共有しながら輪を広げていく・・・・・

そしてこのイベントを支えているすずめの学校のスタッフが 本当にいろいろな工夫をしてはって、その空気感がなんともうきうきする心地よいものでした。(ここに 懐かしい高校時代の友人もいますのや)これは9月のお酒のイベントをするに当り、 なんかとてつもなく大事なヒントをいただけたような気がします。

今森さんの写真は言わずもがな・・・やっぱり 美しい。
ほんまにセンス オブ ワンダーです。そして滋賀って素晴らしいことろなんや。
これらは 昨年小川酒店の配達人 鯰江さんのお孫さんの作品で 昨年の朝市の盆踊りでちょうちんに彩を添えてくれたものです。上手!

ふしぎな店「デロール」は、200年も前からパリにあって、世界中から集まってくる博物の数々を人びとに紹介し、訪れた人の好奇心をくすぐり続けてきたお店。それが、会場では大津のある芸術家の相違工夫でひとつのテーマパークみたいなものに仕上がっていました。そのお店を覗く穴の位置がまたおもろい!ついつい こういう発想に拍手をしてしまいたくなります。

切り絵のコーナーは光彦さんならではの もうこれは芸術って思える見事な作品から これをみてお子さんやまた大人も気軽に楽しく切り絵の世界に入れるようなわかりやすいモチーフまで盛沢山。そしてワークショップでは 夏休み真っ只中の子供たちが 必死でそして生き生きと切り絵に挑戦してはりました。

昨日昆虫キャンプも終わったそうですが、この活動も歴史を積み重ねてきていて、参加していた子供さんが成人して今度はスタッフになったり、また感銘を受けた人がたとえば九州で昆虫キャンプをし始めはったり・・・・全国レベルで ゆっくりじっくり広まってきているそうです。 ゲームやコンピューターの時代やけど今こそ ほんまもんの自然や昆虫に触れるということを体で覚えることに意味は深く、改めて今森さんご夫婦の功績を感じました。

ブラボ~~~~今森さん!すばらしい世界をありがとうございました。