酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

三丁目酒場さんにて

酒と語りと醸しと私の反省会兼打ち上げが 膳所駅ときめき坂を下がったところにある三丁目酒場さんでありました。

何度かご来店頂いているのに なかなか伺えずお初!繁盛店で大賑わいや・・・

今回のイベントでは お客さんやサポーターさんがアンケートをとても熱心に書いてくれてはるし、また 蔵元さんが心を込めてかつ真剣に関わってくれはったので この反省会はちゃんとせんと・・・ほんで 来年に向けてすべきことをしとかんと・・・・・と結構真剣な反省会となりました。

で同じこの4人の実行委員会のメンバーで、そして実行委員長は やっぱり姉御で(ありがとう!姉後しかありえませんっ!)・・・・来年もがんばりましょうと乾杯。

そして この高揚と同じくらいのテンションでもりあがったのが不老泉酒母四段の飛び切り燗とフナ寿司の旨い一品。これはこの日のホームランでした。実はこのお酒はここの大将が小川酒店で購入されたお酒でして、私は数少なくなっている店の在庫状況を思わず思い、焦りと共にこのお酒の美味しさに改めて拍手を送りたくなりました。他の皆さんも同感やったようで思わずお変わり!しかも二合!!

ほんまに美味しかったです。姉御 おけいはん あひるちゃん 来年もよろしゅうおねがいします。がむばりましょう

大将も奥さんも出てきてくださりサービスもしてくださり有難うございました。あ・・やみつきキャベツ(生のキャベツに特性の胡麻だれがついていてそれを付けもって食べるんです)も美味しかったあ!です。味良し酒良し人良し・・のお店ですね。ご馳走様

酒母四段の説明
酒母は、仕込量が小さいと温度管理が難しいので、1本でよい所をあえて2本分の量を仕込まはりまして、残った半分のできあがった山廃酒母が「酒母四段」になります。四段といいますと酵素剤で甘酒を造っての「酵素四段」が主なのですが、不老泉の酒母を使って醸す酒母四段は、より深いこくのある味わいの酒になります。手間のかかる酒母四段をしているところを他に私はしりまへん。しかもこの仕込みは難しく今まで3勝1敗やったんです。そして今年のは とりわけ出来がよく・・・秋を越して今これが旨い!!のであります。