昨晩は 旧中央公会堂で灯りの完成会がありました。
お見事!
橋田先生も 「このように町の人たちが町の魅力を生かした灯りをつくるというのは、なかなか類を見ない。また今回女性の活躍が目立ち(男性が主になることが結構多いそうです)女性がこれだけ関わると 何か華やかで楽しい空気が生まれる。初めはどうなることかと思ったけど こうやって完成したものを見るとうるうるきます。」と 先生もものすご感動してくれてはりました。
さてさて これが酔醸会の灯り。イヌガオちゃんとの合作です。
大津絵の中の お酒にちなんだ題材を選んで造りました。
聖人の教えを聞かず終に身を ほろぼす人のしわざなりけり
本来仇同士であるはずの猫と鼠が酒宴に興じる図で、餌である鼠におだてられる猫、我が身の分をわきまえず猫を供応する鼠。取り方は様々ですが、いずれも人間の愚かな性を諷刺したものやそう。鼠と猫が逆もあるんやて。
大津絵など 大津の文化にちなんだ題材の数々
大津はそろばん発祥の地やそうでそろばんも。右上は旧中央公会堂。
これは先生の作。大津絵の看板 鬼の三味線。素敵素敵!
上のちまきちくんは はんなさんの作。かいらしい。
その左横は 私が後半紙張をした鳳凰。実物も圧巻やそうです。大津祭で絶対みよ。さらにその下は殺生石山の曳山。懐かしい狐踊りの題材のもとになったものです。
大津絵は ほんまに大らかであったかい。
この灯り造りに関わった人は総勢70名。そのうち60名の方が集まり
地元のお料理で宴会しながらそれぞれのエピソードを語ってくれはりました。
お酒も持って行きました。うふっ!奥琵琶湖 美味しい~~~かったです。
橋田先生 福井さん 柴山さん ほんまに長帳場お疲れ様でした。素晴らしい時間でした。
柴山さんは建築家でご実家は提灯屋さん。そのつながりで 朝市おなじみ岩波さんと滋賀県の木で家を建てる運動をしてはります。なのでこの灯りのバックはすべて滋賀の木でできているのです。左の町屋もよろしなあ。柴山さん作。
9月17日から食と灯りの祭2011が繰り広げられ
9月24日の宵醸亭もそのイベントの一環どす。