酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

まえたに酒店 地酒の祭典

まえたに酒店さんには萩乃露の初のみきりで初めてお出会いしました。そしてたったおひとりで 彦根のホテルですご~い会をしてはる噂をかねがね聞いていまして。こないだの酒と醸しイベントでも初めて酒屋さんとしてサポーターをしてくれはったお礼もかねて ちょこっとスタッフを兼ねてこの会に参加してきました。

まずはセミナー。去年の試飲会よりバージョンアップして、今回はとてもユニークな試み。

まず○×形式でクイズをして その回答発表を各蔵元さんに講演をしてもらいながら さらにそのお蔵のお酒を飲んでいただくのです。今回の7蔵のお蔵さんの講演は聞きごたえあったし こういう形でお蔵さんの顔を見ながらゆっくりお酒をあじわえるのも新鮮でした。

説明と共にいただいたのは 熟成の雪花円熟2009 斗瓶取りの浪乃音純吟ええとこどり斗瓶取り 辛口の喜楽長超辛口14 中取りの七本鑓玉栄純米吟醸中取り おりがらみの薄桜純米おりがらみ 香り系の三連星純吟 直汲みの萩乃露直汲み純米 ・・と 個性あふれる そして テーマに乗っ取った7本。 

そのあと 夜の部まで時間があったので 前谷酒店さんにも行ってきました。

なんちゅう素敵なお店やこと!!!

うちと滋賀の地酒のラインナップはとても似ています。

まえたにさんはお若いので 他の蔵元さんとの会話をきいていても とてもフレンドリ~お互い言いたいことを言い合える関係 ええなあ。

あいさつで 御蔵と酒屋の関係は恋愛関係みたいなもんですと。ほんまやな。

まえたにさんは 実は建築士でして 独立して開業しようと地元に帰ってきはって 地酒にはまり今は酒屋にどっぷり・・・という 面白い経歴の持ち主。

考えてみたら家造りも 素材や作り手 使い手・・・・そして伝統工法があり 新しい工法があり・・・で酒造りに重ねあうこと 多いかも。

いろいろ勉強させてもらうことが盛りだくさんでした。夜の部に続く・・・