酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

ぴんくちゃんにポテトサラダ

昨日はヴァレンタインデー。

うちは酒屋やさかいに もちろん日本酒!!!

今回は日本酒らしくない日本酒。

といえば やっぱり笑四季 新人さんの7ピンクラベル・・・・ぴんくちゃん。

おっとの大好物は リーズナブルなポテトサラダ。

なんかに書かれていて じゃが芋は湯がきたてのあっつあつのうちに酢をからめること からしウスターソースそしてアンチョビを隠し味にすること・・・・は この頃ようしてるのやけど、おっとは更にウスターソースをかけるのが好き。

ほんでほんで 笑四季のぴんくちゃんにこのウスターソースのかかったポテトサラダがむちゃ合うたんですわ。

以前サンプルを持ってきてくれはったときも  おいしいねんけどどんなお料理に合うんやろと話していたら たまたまあった餃子に合うて びっくりしたことがありました。

不老泉と 笑四季はどうやら日本料理以外のものに合うお酒みたいです。

日本酒がいま いろんな垣根をのりこえて ほんまにおもしろい。

があっ君を見ていても思うのは ほんまによう勉強してはる。そして 経済のことや酒造業界のことをも含めた視野も持ち備えてはる。その上でのこの挑戦なので、最初はあわあわしましたけど今は逆に 次はどんなことしはんにゃろとうきうきもしながら 楽しんで見ていられる感じやな。

さて ぴんくちゃんについてのあっ君からの説明文。

笑四季 アンタイド 無ろ過生原酒 ピンクラベル
 
毎度物議を醸し、お騒がせしておりますアンタイドシリーズ。第2 弾を発表いたします。今作品の試みとしては、原料米スペックを同一とし、もろみの経過も極力同一になるような曲線を描きました。この2 つで違うのは酵母だけ。この酵母の特徴を前面に押し出し、女性的な「柔」と男性的な「剛」を表現してみました。お酒を男性女性向けで分けるのは本来タブーとされることですが、あくまで醸造人タケシマのメッセージとしてのみ捉えて頂き、楽しみの一つとしていただければ幸いです。

「 和食の食中酒としての日本酒という固定概念を外した新しい方向性、可能性」を念頭に置きながら斬新なスタイルを提案することが我々の活路であり、醸造人にとっての永遠のテーマです。もちろんただ単にインパクト重視、欧風に偏るわけではなく日本の美の感性を常に意識し、分かりやすい酒造りを目指しています。

「アンタイド ピンクラベル」について
立ち香は抑えめに、リンゴやビターオレンジから徐々にフローラルな香りへと変わっていきます。ジャスミンやスモークドウッドの丸みを帯びた甘い香りと共に微かな甘味と旨みを感じます。全体的に強めの酸が支配していますが、温度が上がってくると徐々にこのお酒の全体像が見えてきます。しなやかさで余韻の消え方も柔らかです。私が想う、現代を生きる凛とした女性像そのものです。

この辺の表現が まるでワインや。素人にはちょっこし解り辛いけど。

けど 間違いなく美味しい!合わせる料理は ポテトサラダ ウスターソース掛け!!


たくさん出来たのでサンドイッチとマフィンも一品にしました。と言うのは嘘で せっかく造った息子の弁当やのに 今日はいらんやて・・・・・あほらし・・・・・