酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

松尾大社へ

お世話になっている 不老泉の藤井君としみっちゃんが 南都諸白と琵琶湖の恵み~ 奈良と滋賀の飲み比べイベント IN 松尾大社のブースにたたはるというので また酒屋でありながら 松尾大社にいったことがなかったので 日曜日の夕方 おとなの遠足のように楽しんできました。

嵯峨駅に降りて ず~~っと歩きました。
北へ行くと嵯峨野なんや。

おっとと嵯峨野へいったのは独身時代の30年前。あれ以来の嵐山。


渡月橋。 川面がきらきら光っていて綺麗や。


夕暮れの心地よい風に吹かれながら 閑静な住宅街を歩くこと40分。

そして松尾大社につきました。

どのお蔵にいっても 必ず松尾さんのお守りが飾ってあります。
そして その本家がここなんや。ちょっこし感動。

秦氏に酒造りの技能者が多かったことから、日本第一の醸造の祖神として有名な松尾大社

酒を飲む人、売る人、造る人、酒に関わる全ての人たちの守り神。

これからも 近江の地酒が皆に愛され ええ塩梅に人もお酒もお米も育っていきますように。

境内の亀の井の名水が酒に変わったという逸話があり お酒にこのお水を混ぜると腐敗しないといわれて入れてはるお蔵もあるそうな。

さすがお酒の神さん。ものすごい樽の数々。

おみくじをくくる竹。恋みくじということでハート型になっています。


ここには相性の松という古木があり 雌雄根を同じくしていることから 夫婦円満や縁結びの神さんでもあるそうです。

帰りは歩いて すぐのところにある 阪急松尾駅から帰りました。もちろん この駅に立ったのも初めて。夕暮れどきで入道雲がぴんく色に染まっていて これもきれいでした。

お酒の会に続く

京都なんて目と鼻の先やのに こんなええとこあんのや。こんな機会をつくってもろて おおきにおおきに。