酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

金亀の利き酒 ぱあと2

・・・ということで 真剣なお酒選びとなりました。

最終並んだのが 金亀シリーズ 50 60 70 80の生と火入 そして 氷に負けないお酒なるアルコール度数が19度のお酒。逆に 度数が13度の唯一の吟吹雪の柔らかいお酒という 夏向きの2本。さらに 夏向きに70%のにごり酒。そして あひるちゃんがとても気にしてはった 後ろにずらりと荘厳に並んでいます 7年常温熟成の純米・・今回は60%もん。さらにお願いしてもってきてもろたのが 大星 60%火入。

これを利いたらもうこれが決まりになりそうやから・・・と順番を後回しにしていた 金亀白の生は 案の定皆さん万丈一致にて決まり やっぱりこれは外せへん。

にごりもなんか夏に素敵やしおきたいなあと・・にごりは半年ぶりの登場で お客さんのお顔も浮びますので。これは・・これは所謂 黒松金亀やしぼりたてのにごりバージョン。 ものすごいいきおいで 醗酵していて泡がふわ~~っと膨れ上がったそのええとこを汲んで 密栓して夏に向けて冷蔵保存してあったやや辛口のにごり酒。これは7号酵母でして 園田さんはいっつも7号酵母を語らはるとき 発酵途中にのみ現れる7号らしいふわ~~っとした香りをいつも思い浮かべながら伝えてくれはるのです。

もう一本が 苦渋の選択でした。70%もとってもええし、火入も腰を落ち着けてのむとはまりそうなお酒。やけど 何度も言うように朝市では最初の印象が薄いので多分受けにくい味・・・ならば 生。そこで 競合が表れまして それが大星。金亀シリーズはすべて純米でして 大星はアル添もん。そしてその60%もん。これ キレも良くて金亀シリーズとはまた違う魅力のあるキレの良いお酒やったので 迷い迷い・・・ これに決定也。

もう一本は 父の日なので ちょっこし精米度の高いええお酒もということで 選ばれたのがl金亀50%の生。これだけ香りが違てまして 聞きますと9号と10号のブレンド酵母を使ってはるとのこと。ほどよい香りがありまして ならではの素敵な味わいでしたので これも決まりました。

いろんなお話を伺いながら 楽しい美味しい時間でした。たいへんお忙しい中を 丁寧に対応してくださり 園田さん岡村さんに感謝感謝です。さあ このラインナップなら 自信をもって朝市に持って行けます!!乞う ご期待!