酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

不老泉 初吞み切り

この土日は 不老泉の初吞み切りでした。

ふつうは蔵内でおこなわれる呑み切りですが ここは毎年恒例 オープンにして開催してくれはるので、お酒繋がりの素敵な人達と久しぶりに合える絶好の機会。なのでそんな楽しみな恒例の年中行事にもなっています。

北海道から大阪からお江戸から…・多くの人がおいでになりました。

さてさて真剣なるきき酒・・・

ちょっこし前辻一さんで行われた吞み切り前の呑み切りに比べると ぐぐぐぐぐっと味が乗ってきました。

今、小川酒店では 不老泉は生がほんまに品切れ状態なんやけど これなら安心安心。木桶も亀の尾もたかね錦も純米吟醸中汲みもうすにごりも渡船も雄町も皆さんええ感じになってきていますがな。

今回 清水の舞台から飛び降りた心持で買わはった大型冷蔵庫のおかげで 生は0から2度 火入は8から10度で保存熟成させはったので 雄町や亀の尾なんぞは生より火入れの方が味が乗ってきているように思えました。逆に生は低い温度での貯蔵ゆえ かなりまだかたいかな。

で これから生は1度くらい上げて 火入は1度くらい下げてみようかと思ってはるところでした。

出荷しているお酒のなかで 特に美味しかったのは 寿扇中汲み 紫ラベル21BY 渡舟火入22BY 山廃純米91。抜群に美味しいです。品切れしていた赤ラベルが 復活したので 紫は近しいのでやめようかと思っていたところでしたが いやのうのう・・・・この 紫はとんでもない魅力の持ち主で 辻さんもいとがーさんもおっとも大橋ちゃんも皆々


この時はお昼になり いったん静かになりましたが、 この少し前 56種類も並べられたお酒の前にぎっしり人がたたはりまして かなり荘厳でした。

おやっさんも いつもながらにお元気そのもので 嬉しくなりました。やっぱり 不老泉は美味しい美味しい~

ほんまもんのお酒どす。これから また一挙に不老泉のお酒が小川酒店の棚にそれぞれに美味しい顔で並べられることでしょう