酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

北島酒造 生もとのもと摺りへ~~~

連休といえども お酒の用事が盛り沢山。

二日めの今日も大忙しでした。

まずは 北島酒造 生もと もと摺り!!!

前前から もと摺りをしたいと北島シャチョウにお願いしてたんですが とうとうそれが実現しました。

箕浦先生が人間としても絶賛してはるおやっさん、そして北島シャチョウが絶賛してはる もとHにやはったSさん。そんな憧れのお二人と もと摺りができるなんて 幸せなことや。

鈴木のおやっさんは 80歳とは思えぬお元気さで ようお話ししてくれはりました。人間的にもほんまに魅力的なお方。

またSさんは おけいはん曰く 喜多酒造の家杜氏みたいや・・・というてはりました。テキパキとした身のこなし そして こんな私らにもあんじょう対応してくれはるええ雰囲気。たしかに 家さんを彷彿とさせます。

そんなお二人らと あひるちゃんの酒造り歌をききながら 調子を合わせてもとを摺りました。

その日も電車の時刻を勘違いして鈍くさいことをしていて 相変らず鈍な私ですが なんともと摺りが旨いとえらい褒められましたんや。さらにさらに幸せ。

確かに 全然しんどくなくて むしろマラソンハイやないですが 合いの手を入れながらかいを入れるのは心地よく・・・・このままずっとしてたいくらい気持ちのよい時間でした。(とはいえ まだまだ 一番がい。これからが大変なんやと思うと やっぱり大変なことやろうと思います)

最初は固かった物料は だんだんと柔らかくなって来ました。箕浦先生いわく かいを入れ過ぎると 厄介な
糊味が出てしまうので その頃合いを見極めるのも重要なことなのやそうです。

お忙しい中 ほんとうにありがとうございました。貴重な体験をさせていただき よりいっそう北島のお酒を心を込めて売らせていただきますね。

ちなみに 今日もとすりをしたのは きもとの雄町70%精米。

※あひるちゃんとおけいはんは もとすりうたを唄いながらもとをするというのが長年の夢やったので むちゃ感極まってはりました。さすがお二人の唄はどうに入っていました~~~、このゆるゆると流れる唄は 時計がわりであると同時に 皆の心を一つに結ぶ励ましの唄でもあったそうな。