酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

良寛さんの言葉

いつもコンサートのときに ひとつだけお話しをさせていただきます。

ほんでこんなぎりぎりになって、なにしゃべろう・・・・と・・・・

妹がよく話している 良寛さんの言葉にしました。

調べてみると おおおおっ!ちゃんと お酒とつながっていました。

なんか らっきい

簡単に言いますと 良寛さんの親友 山田杜皐(やまだとこう)さんは俳人でもあり、造り酒屋さんでもありまして。 そして良寛さんもお酒が大好きで 離れているのに 伺っては大好きなお酒を心ゆくまで飲みながら、話しに花をいっぱい咲かせてはったそうな。

71歳のとき、その酒屋さんのところが大地震に合った際 良寛さんが送らはった御見舞いの手紙。

災難に合う時には、災難に合うがよく候 死ぬる時には死ぬがよく候。
是はこれ災難をのがるる妙法にて候 かしこ

頑張ってくださいということばよりも ずっと慈悲深い。腹を決めなはれ。腹さえきめたら どんな逆境もだいじょうぶだいじょうぶと 言う意味やと思います。

私も今 しみじみそんな心境や。

上手にしゃべれへんでもええし、お客さんのこころに響きますように。

今も予約の電話が入りまして えらいこっちゃ!満席になりそうや