酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

鈴正宗 nine

創業1791年、滋賀県蒲生郡日野町に200余年続く、小さな造り酒屋 矢尾酒造 鈴正宗。その鈴正宗のやおしんくんがご来店。

いろいろいろいろ悩み工夫してはります。

あるお酒の手書きのチラシを冷蔵庫にはっていたら それを見てお客さんがそのお酒を選ばはったり 興味をもったりしはったので、このようにやおしんくんのお酒に対する想いを書いてみてはと妹が提案・・・・

そしたら早速もってきてくれはったのでした。

このお酒 鈴正宗純米吟醸火入は今やおしんくんが 一番美味しい思っているお酒やそうです。

ええやん・・・・・しかも もともと発送しようと思ってはったので メッセージもはいっていました。

体調の悪い時はきっと どのお酒吞んでも美味しいと思わへんで~~~と つっこみをいれてみたり。

どんなお酒が造りたいか?と尋ねますと やおしんくん 優しいお酒そして 飲んだ人がほっとするお酒を造りたいやて。

今年からDJもそして プロを目指していたスノボーもきっぱり足を洗って(昨年は きっぱり切れへんだもよう) 酒造りに邁進しはるそうです。

特にnineは プリンスでもかなりの人気をはくしていましたし、あの毒舌のあっくんは 今年の滋賀の地酒の№1にしてはったのが このnineでしたんや。人の意見に振り回されてばっかりでは酒屋はあきまへんが、あっ君の意見はやっぱり貴重なので またある意味以外やったので。


大昔、お父さんがインタビューを受けたときの言葉。

ところで、鈴正宗は甘口?それとも辛口?「うちの酒は、うまくち、うまくち!」と自信たっぷりににやり。時間と手間をいとわず 小さいからできる手造りのよさ 本物にこだわりたい。今日まで頑張れているのは、家族中心でやっていることと、ちょっと大げさに言えば、自分が受けついだ、酒造りという文化を、この地で絶やさず、守って行きたいという使命感みたいなものがあるから・・・・

おしんくん がんばれ~~~と 応援したくなります。おとうちゃんの想いをぜひぜひ深く継いで行って欲しいです。