酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

小蔵元の会

毎度忙しい日曜日、昼からは小蔵元の会に草津ボストンプラザへ。

もひとつ ようわかってはいませんでしたが、小さくても一生懸命頑張ってはる小蔵元を応援したかったのと 酒と醸しでも何かとお世話になっている酒屋さんや蔵元さんでもあったので ちょっこし受付&参加させてもろてきました。

行ってみたら とてもとても良い会でした。

それぞれのお蔵元のスピーチがまたええ。

最後の次世代へのスピーチでは ほろりと来ました。

平井商店に今年新しく入ったのは 大きな冷蔵庫と僕です・・の平井将太郎君。

今回特に美味しかったと ある女性が棚田米のお酒を思わず舞台まで持って来はったんですが、それを大きく掲げて これより旨いお酒を必ず造ります!と 初桜の太郎君。

天井川さんは 親子そっくりやし。紅一点の山路さんのお話しぶりも 愉しいし素敵・・・

乾杯のお酒は なんと4種類の純米酒ブレンド~~~~~~!こわごわ飲んでみたら こっそり言いますと微妙や。ところが、どっこい その後でてきたこのごっつおうと合わせると いけるやん!

この魚のマリネは 天井川特別純米と合せたら 面白いくらいお酒が美味しくなりました。

はたまた 初桜の55%純米吟醸天晴は それだけではむちゃ美味しかったんやけど このお料理には笑うくらい合いませんでした。ほんで 60%の純米晴には よう合いますのや・・・不思議やなあ。そのあと 夕鶴さんでよばれたこの味噌料理にもばっちり合いましたんや。

ブースにいきますと いろいろ盛り上がりました。あっつあつの新婚さんのお二人からは、浅茅生の斗瓶取りというれあもんも よばれましたし 北国街道の山田の純米吟醸はなんと熱めのお燗が美味しいと教えてもろたりもして。うちは北国街道は桑酒のみおいているのですが、これ ほんまに美味しいし ここしかない味わいや。

ここのお料理は 日本酒のことをよう考えて造ってはって、予想以上に素晴らしく・・・オクラの鰹節まぶし梅肉乗せのお寿司なんぞは 目から鱗でした。

吉本新喜劇にやはったんかいなと思わせる楽しい司会進行の金沢酒店さんは 今度15代金澤として 大きく羽ばたきはります。

皆で世代交代なんやなあ~としみじみ。

ちょうどあひるちゃんの本を持ってはった人がやはりまして、安井さんの本には若い安井さんと、10歳の太郎ちゃんが木槽を覗きこんでいる写真があり なんか感動します。

とにかく どんなんやろと思っていた小蔵元の会は、私は大満足の会でした。私らもいろいろなイベントに関わらせてもろていますが こういう行って良かったなあと思える 後味のよい そして手造り感溢れる温かい企画を体感すると ええ勉強にもなります。酒と醸しもいよいよ本腰いれて考えんと

実行委員会の皆様ほんまお疲れ様でした。

大盛況おめでとうさんです。