酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

日本酒ゴーアラウンド 龍神丸 & 華喜

次に行ったお店は 華喜というお店。そしてお酒は 龍神丸という和歌山のお酒。

正直あんまり知らん名前やったのですが、行列の後着席すると、えらく熱いかたがお酒を注いでくれはります。

てっきり蔵元さんかと思っていたら、それは酒屋さんでした。ほんまに熱い!

また 華喜さんは お料理もお酒もコスパがありえへんくらいで ほとんど採算度外視でこの御蔵を応援しようとしてはる想いが伝わってくるのであります。

そして そのあと注ぎに来てくれはった女性が、杜氏さんやと。
私は龍神丸純米吟醸が無茶好みでした。特A地区の山田を使てはるそうです。
任世さん曰く、4年前杜氏であったご主人 高垣淳一氏が急逝し、ほんまの主婦やった奥さんの任世さんが蔵の後を引き継ぐことにならはったと。もちろん容易ではないお酒造りやけど、4年後蔵が復活!というのは奇跡ともいえ、ここには故高垣淳一さんの魂が必ずやはるのやとも。そんなこんなで波乱万丈のお蔵やったことを知る。

更に 故高垣氏の造った大吟醸もやしもんで大反響を起こす素晴らしいお酒やったことも いとがーさんからお聞きして なんか感嘆符の連続でした。

酒屋さんも華喜さんも 応援したい気持ちに溢れていて、酒屋である私にはその想いがとても新鮮で心地よくココロに響きました。

ここでは、嬉しいことに たぶん17件目のいとがーさんが ふと登場!懐かしい友人に逢うたみたいな嬉しい気持ち、思わず手を振りました。いとがーさんの左が たぶん酒屋さんなんで こんなええ顔してはんのやろ?私はいとがーさんがだいすきや。右横が任世杜氏!任世さんも パワーを秘めた素敵なひとでした。