酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

風の森 露葉風

御歳暮は終わったのですが お正月用のお酒を買い求めになる方 帰省先に発送のお客さんで たぶん今日はピークでして、まるでマラソンハイの状態でした。

有難いことです。

ず~~~っとお店で接客させてもろてたので 食材も底をつきつつありまして、売り物の杣人さんの鯖の燻製を買って、よばれました。やっぱり美味しい美味しい。そして翌日の朝は 鯖サンドという贅沢な事をしました。大根の薄切りと一緒に・・・・ごちそうさま。

さてさて 新酒の話題です。三連星の黒の直汲みが巷でフィーバーしています。なにこれ!!と言いたくなるくらい 美味しいのです。これは予約分のみ直で詰めはるので 追加がありません。もっと頼んどいたらよかったと後悔しても遅し。

今日はいつもの嬉しいお客さん、試飲用にと色々なお酒を瓶に少し残してもってきてくれはりました。
今日は焼酎が多く、今までほとんど触れることのなかった焼酎の深い味わいに どきどき。

あかん・・・これにもはまってしもうたら えらいこっちゃ。けど 美味しい。

そしてそして 今回のメインが風の森。いつもこのお酒は必ず入れてくれてはります。70%精米。
なんと21BYの無濾過生や!酸が2.0もあって 日本酒度は±0。酸と甘味がより良い熟成の鍵?やろか。

何とも言われぬ深い味わいに感動します。寝ているうえに 一升瓶の底に近いのにこの美味しさという事はいかに酒質のしっかりしたええお酒かということを物語っています。新酒のサンプルが多かったので この時を経た、しかも無濾過生の素晴らしいお酒を飲むと やっぱり奥深さ 懐の深さを感じます。やっぱり来年は熟成をもっともっと考えて突っ込んでほんでお酒を置かせて頂きたいなと思いました。

いつもほんまにありがとうございます。