酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

北島酒造 利き酒

さてさて 真剣なお酒選び。

北島ブランドは それはもう種類が多いのです。

小川酒店での北島のお酒の人気は高まる一方で しぼらにゃと思いつつも それぞれにお客さんがついてはるので 削れへんのです。

そしてその ものすごい種類・・・20種類の利き酒は 微妙な違いで 私はわからへんようになって・・・でもぶどう組さんは 好みもはっきりとしてはって 確固たるものさしをお持ちなのですごいです。

微妙で難しかったのが 6号酵母と7号酵母の違い。これについて 興味深かったのが 岡山の酒うららの道ちゃんは6号好き。そして ぶどう組のよっちゃんは開けてみると7号好きやったのです。北島さん曰く 6号は横の膨らみ 7号は縦の膨らみやそうです。

 北島さん曰くは優しい綺麗なきもとを目指していた以前に比べるとちょっとお燗も美味しくてそして 寝かせてもより美味しくなる方向にシフトしつつあるとも。

ぶどう組さんは ちゃんと当日の肴をもってきてくれてはりまして。無花果の入った 熟熟プラムケーキと そして ナンドッグ馬力ソースという名前の ナンにフランクフルトを乗せて特製人参ソースで食べると言う 魅惑的なメニューを。どちらも お酒に目から鱗のマリア―ジュやと感じました。

そんなんを 試食させていただきながら、選ばれたのが 23BYの玉栄きもと吟吹雪火入60%7号酵母  23BYのきもと渡船生原酒60%7号酵母 26BY山田錦別誂え生50%9号酵母の3種類。

私の舌の未熟さを実感しましたんやけど、めげんと しばらくは北島のお酒を集中して呑んで 違いや個性をお客さんにちゃんとお伝えできるように ちょっこし頑張ろうと思います。

よっちゃんのように 自分の舌で心に響くええお酒をちゃんと見極める力を 少しづつでも 身に付けて、そして その感覚を身に沁み込ませて行けたらええなあと思います。

北島シャチョウ ぶどう組さん 愛酒でいと お世話になります!