酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

萩乃露 御蔵へ~だいぶん前のはなし

むっちゃ前になってしもたんやけど 萩乃露の呑み切りに行きました。確か9月の初め。その日も 今日のような雨模様やったなあ。さて あれから時が過ぎました。雨垂れ石を穿つは より美味しくなって 今年限定で生が・・・しかも原酒と加水ででました。私と福井シャチョウは加水がええなあと言うてましたんやけど 原酒が良いというひとも結構やはりました。で 福のしずくではより限定で 生原酒でも出さはったのであります。そして 秋になって加水火入もんが 大々的にデビュー。これも大人気で蔵ではもう無いようです。呑み切りには ラベルのデザイナー久里さんも参加してはりました。このラベル 益々好きです。またまた 今年は山田吟次郎さん=麹が山田錦 掛米に吟吹雪・・・の別誂っちゅうもんも 新しい取り組みとして出さはりまして。ちょっと香りのある酵母が入っていて、旨味甘味があります。この呑み切りの時に 私は一番うまいなあ~~~~~と思たのが 里山。年々階段を上がるがごとく美味しくなっていて 特に今年は透明感があるのです。そして 山田錦の色々も やっぱり山田は王道やなあと思わせるお酒でした。とにかくここの御蔵全体的に ますますレベルが上がってているなあと思ったのでした。洗米機の導入もその大きな要因のようです。直汲み(じかぐみ)シリーズは 直さんだけは かってにオリジナルラベルとなっていて なおぐみという愛称で可愛がってもろてます。

行きしな自転車で行ったので 帰り大津京駅からどないしょと思てたら なんと大津京に着く頃には一時的に止んで らっきいらっきいとココロで叫びながら帰ったのが懐かしい。・・・と 2ヶ月前にの報告でした。