酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

板前日記など

随分前に吉田酒造さんから教えてもろた 板前日記は とっても素晴らしい日記なのです。

今回もなんかタイムリーにココロに響きましたんや。

この日記です。私もまさにこの想いです。

この日本酒はどれだけ熟成させて、どれくらいの開封、何日で飲みきるべきかを一本づつ冷静に見極めるのが料理屋の大切な仕事です。それは確かな舌と冷静な判断、経験値の積み重ねでしか達成できません。というところがとくに

ついこないだも 御蔵で浅茅生の22BYのお酒をよばれ その美味しさに感動したんやけど。これは 浅茅生のええとこが見事にでている成功例で そうではない場合もあったとか・・・

そして これは意図して熟成させてはったのか もしくはたまたま残っていたのか。

昨日は安井さんご来店。名古屋の会で 天晴の生がなんと2位やったとの事。
ちなみに一位は萩乃露のきもと!どっちも嬉しいです。
今年はテーマがお燗…まさに日本酒の醍醐味。

今回の名古屋の会の前に 皆で富田酒造を そして 竹雀も見学しはったそうです。冨田さん ヤブタまで冷蔵設備の中にあるそうな。すごい!

ほんまに皆さん仲が良い。安井さんも お酒造りが順調なときはよいのやけど ちょっとつまずいたり あれと思うと尋ねるそうで そういう繋がりがとても有難いと言うてはりました。

安井さんとこも 数年前にはほんまに危機的状況もあったそうで…どのお蔵も 順風なところなんてほぼ無いのやろなあ。

そして 皆さんそれを乗り越えて 今があるのやろなあ。

さて 今日は秋田の酒の試飲会に初めて行ってきます。

滋賀酒をメインにしている小川酒店ですが やからこそ 秋田の酒をちゃんと利いて聞いておきたい!ので がんばって来ます。

大津絵の道の最後に咲いている蓮。るんるん