酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

宝山園のお花と庭

造園業もやってはる宝山園さんの もう一つの見どころは お花と草木
これも楽しみなのです。

なかなか見ることのできない珍しい草花ばっかり
なので根掘り葉掘りの私は(姉御が名付けたあだ名)
ほんまにほんまに根掘り葉掘り聞きました。

セイロンランテイア。これは草木染につかう夾竹桃と同じ科やそうです。


モス ふわふわ


吾亦紅みたいなお花ですが 千日小坊というそうです。金平糖みたい。


キバナコスモス


笹りんどう やっぱり普通のりんどうとは違います。


見事なお庭。このお庭を作ったひとにもお出会いで来ました。

ガーデンを考える会なるものを主宰してはるかたもやはりまして

ご本人は宿根草が御得意で息子さんは 穀物をやってはるとか・・

なので 特Aの山田錦に興味深々
色々なところに 宝物や宝者が転がっているのやな
これは岩沙参(イワシャジン)という花やそうです。畑に咲いている ツリガネニンジンに似ています。

胡蝶蘭の下にある赤のつぶつぶはコンパウダーというそうです。

みたこともない ケイトウ!お見事!グロリオサも赤いのはよくみるけど この色がれあ~


鉄線が今も咲いています!四季鉄線やそうです。

カサブランカのようですが ちがっていて 八重のもありました。

ダリアもものすご深いチョコレートのような色 
秋のマドンナ 黒蝶ダリアというそうです。
いっちゃん下に見える ひまわりみたいな大きな花は 海神「プロテウス(Proteus)」の名にちなみキングプロテイアというそうです。 左のつるは ツルウメモドキ
下のカーネーション 色がとてもレトロ クラシカル。
ふ~~~~~~~~~~ん。お花も深いです。

これらのお花の開発研究の為に きっと多くの人が必死で汗と涙を流してはるのやろな。そして きっときっとこれからも 新しいお花が生まれていくのやろなあ。江戸時代も園芸ブームで 相当盛んやったと聞いています。

古典と現代 そして未来。やっぱり お酒と重なります。