酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

不老泉 朝市のお酒選び

久しぶりに不老泉に~朝市のお酒選びです。

このごろ古き良きものが 私のなかのプチテーマなので、懐かしい黒板が嬉し。


お父さんが 昔に買っておかはった 大きな一枚板が 陽の目をみて 素敵な試飲コーナーになっていたのは 存じておりましたが さらに柿渋が塗られて 益々ええ感じ。


しばらくお会いしてなかったお父さんも 久しぶりに顔をみせてくれはりました。お元気そう!

お母さんも いつもながら よう働かはりまして 

季節の野の花が ええ感じ
そしてそして 圧巻は お母さんの美味しい肴!必死で利き酒をしながら吐いていたのやけど このおつけもんが登場すると お酒に合いすぎて 美味しすぎて もう呑みこんでしまいます。
はやとうりの浅漬けと 茗荷の甘酢漬け 奈良漬け。奈良漬けは雄町に合いすぎて 笑えてくるのです。

さらに 手造りのお味噌と はやとうりときゅうり。そのうち績社長が ストーブでお燗をつけだしてくれはりまして どんどんテンションが上がります。


さらに登場したのが 鶏肝と蒟蒻と牛蒡の炊いたん。
これ・・・・・・・・・・よしのぼりや 酒母四段にぱーふぇくと。

おかあさんは お料理と季節の花を生けるのが生きがいなんですと 素敵な笑顔でお話ししてくれはります。

いっつも ここの肴には感動しますが 今回はよりいっそうその想いが深くなりました。

おかあさん おとうさん 奥さんのちえみちゃんと ふたごのりょうちゃんそうちゃん そしてすぐれた熱い蔵人さんが 皆でこの不老泉を醸してはるのやな。

ありがとうございました。さて 真剣なお酒選びは