酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

北島酒造 利き酒

櫂入の後 蔵見学と利き酒。

このあいだ 色々お話を聴いたり 聞こえてきたりして むっちゃ面白かったんです。

濃~~い 新大阪 スギノタマご一行さん。

お酒焼けかいな?というハスキーなもっちゃん 大阪のイベント星空スタンドでずっとぶーすにやはって、新今宮までその声が響き渡ったそうな。その結果の声なんやそう・・・芸人さんの雰囲気漂います。そのご一行さん 皆さん個性的。

北島さんとのやり取りの中で これは料理の邪魔をしませんと 北島さんが言わはったら ちょっと邪魔してほしいんですよね~と。大きくうなずいてしまうシーンでした。

これは美味しいん坊の中のと言う「美味しいんだけど あまりにもちょうどいいんだ。見たか!迎え撃つ精神で・・エッジが立たなければ...」という言葉にも微妙に重なりました。

ずらりと並んだ利き酒では フレッシュなわかり易い搾りたてから どんどんマニアックになっていって 最後が5年もんの玉栄。

無くなってしまった美山錦の直汲みは 利き酒だけやったんやけど むっちゃ美味しく これ小川酒店に少しだけあるということで 帰って見たらラスト一本。むーちゃんが その最後をゲットしてくれはりました。ほんまに よう出来たお酒です。できたとこの吟吹雪は 美山より少し甘めで これも素直に美味しい~~気に入ったお酒を頂けると言うことやったんですが この吟も人気もんでした。

あと人気を博したのがきもとの50%シリーズ 玉栄も渡船も きもとで50%の偉大さ不思議さを感じました。

スギノタマさん 渡船でイベントをしはるようで さすが大阪!渡船が粉もん たこ焼きに合うやん!と盛り上がり。なんと23BYと24BYをブレンドし始めはります。ブレンドの良さは出て来るけど 単体のほうが たこ焼きには合うやろと・・・・ほんまに マニアックな世界が展開されていました。このお店では ほぼすべてお燗をつけはるそうです。そして 北島のお酒がほぼ置いてあるそうです。しかも昼から開いてるそうです。これは行かな・・・

香りについても 若いスタッフに教示してはったんです。新酒は酵母から来るフレッシュでわかり易い香り。一方熟成して美味しくなるお酒の薫りが熟成による香りで 時の経過のなかで いえ~~~い!ここ ここ!!と叫ぶ瞬間があるのやて。まさに 女の一生

むーちゃんと言うてたんです。こうやって 外に出ると いろいろな刺激をもらえておもしろいなあと。ねえさんも江戸からはるばる・・・このお連れさんがまた・・・・・・・長なるし やめとこ

北島さん 楽しかった!!来年も4回目 かならず伺います!自分が櫂をいれたお酒きもと玉栄65%はよりいっそう愛着わきます