酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

浜大津こだわり朝市 近江酒造

浜大津こだわり朝市 もう一つのお蔵が近江酒造

一升瓶が10本も入る大きな瓶が人気!そして 人気営業マン 徳岡さんも人気もんでした。

十八の かなりの熟成もんの古酒がブレンドされているという近江牛にあうという珍しいお酒も 個性的な味わい。どっちかというと お燗もええのはええのやけど私はひや(常温)が好きかな?

そして 近江龍門はお燗を付けるとグーしかも こすぱ抜群なので 一升でお買い上げの方も。

数年前に比べて 造りの見直しをしてきはったことで ほんまにどちらも美味しいです。

今回は しろうま以外は 普通に楽しい寄り添う加水火入のお酒を出させて頂きました。

無濾過生の鮮烈さはないけれど 安心できるまろやかさは 皆さんに伝わったのではないでしょうか。

また 今回二蔵の佐藤さん 今宿さんも御蔵にうかがったとき 熱心に話ししてくださり 心意気を感じましたし 今回お見えの徳岡さん お二人の誠実な人柄も 伝わったのではないでしょうか?

情におぼれてはいけませんが やっぱりええ人が作っている ええ人が売っているお酒は 美味しいものです。

そんなことを改めて感じた3月の朝市でした。皆様 ありがとうございました。

勝手につけたテーマ MUJIのお酒

前に前に主張するのではなく ぐいぐい押して良く見せよう”と意気込むのではなく 静かな空気感を漂わせている それでいて強いのが 消えるデザイン=無印。

そして「表に現れる(主張すえう)デザイン」「消えるデザイン」、この相反するふたつの要素は、コインの裏と表でありながら実は根っこの部分は同じものなのではと。

昔あるデザイナーが、その商品が『デザインされてることすら忘れてしまう』ものを作りたい、と言わはったそうです。

「見ていて疲れない」
「周りのモノ達とも違和感がなく気持ちよく存在してくれる」
「デザインそのものは主張せずに私達と直接モノが伝わる橋の役目としてデザインがある」
今回はそんなお酒どした。