酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

文化の秋

秋は文化季節。

小川酒店のお客さんも 趣味をお持ちの方が多く ちらしを置かせて頂くことの とりわけ多い季節でもあります。

守山 お寿司のひら山さんの奥様が書をされているとのことで 母と歴史博物館に・・・

見事な書で なんと守山市教育長賞を受賞されていました。すごいです

あと百枚は書きたかったのですが・・・と書かれていました。あんな大きな紙に一枚だけ書くだけでも相当な精神力体力がいるのに あの華奢なお身体で書かはるのや。

他の方の作品には 今回初めて見本を見ずに書きました。この字から 書いた人が感じられるような書を書けるようになることが目標ですと言ったようなことが 書かれていました。ええな。

おばあちゃんおじいちゃんに贈る書をかいてはる人も。

鶴の折り紙が貼ってあるのは 80歳以上のひとの作品でした。80歳の母も刺激を受けているようでした。

昼からは 加藤さんの陶芸展へ。こちらは プロです。

この頃 ますます日本酒の世界にはまってはる加藤さんなので 昨年よりぐんと酒器が増えていました。

例の蒸燗用の徳利もありました!

坪庭の素敵な 綾小路ギャラリー 武。良い雰囲気のギャラリーで 松浦すみれさんもここで 会をしはったそうな。

素晴らしい~~~~仕事が美しいです。

迷った末 白磁の重ねられる器を買いました。


これから11月にかけて 色々なプロアマさんたちの豊かな作品があちらこちらで展開されます。こういう趣味は きっと仕事にも人生にも根っこのところで繋がって そして 生かされてていくのやろな。平山さんの お店のなんともいえへん文華を感じさせる空気は 書を書かはる奥様がある意味作ってはったんやな。また 加藤さんは日本酒にはまらはったことで あらたな器の世界を作って行ってはるし それをこれからも美味しく醗酵させていかはるのやろなと思います。

平山さん加藤さん 渾身の力作をありがとうございました。