酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

器の話しの続き

小川酒店では 器も置いていますので 今回のセミナーはとても今日深いものがありました。


雷恩さんのお店に行くと かなり大きな猪口にお酒をたっぷり入れてくれはります。

その際 時間と共にお酒も変化していくので酸の少ないお酒は要注意。

けど滋賀のお酒は酸もしっかりあるので 返って美味しくなるのです。

実はこれ、かいらしいし好きやけど 欠けているのもありまして これには山野草が生けられて命を吹き返します。

絵柄の可愛い猪口。下の部分も何とも言えへん魅力的。ひとつひとつ手描き。酔INちゃんがお買い上げ。

こういう小さい猪口は ほぼ一口で飲み切ることができるので そのままストレートにお酒を楽しめます。


これも美し。

そしてこれは私の宝物。今宵堂のお父さん浩さんの作。ばやし君に頂きました。

今日は近江八幡平井さんが 手打ちのお蕎麦を持って来てくれはったので 塗のお皿に盛ってみました。なかなかええ感じ。
平井さんのお父さんが打ってくれはって お父さんは大治郎さんのお父さんと同級生。大治郎さんも老後は蕎麦打ちじいさんになりたいのやそうですと 久美子さんから聞きました。(笑)

右上のんは加藤敬さんの作。こういう口当たりも面白いです。その下は加藤さんのアトリエで作らせてもろた おっとの作。口当たりが素人っぽくてこれもええけど 肴向きかな。

器・・・・ 大好きや。皆違ってええな。