酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

天井川大吟醸生 常温熟成

倉庫を整理していたら、隅っこから天井川大吟醸が出てきました。

なんと生!!やん!!

真夏を常温で放置してしまいました!

おそるおそる呑んでみました。

冷で呑むと 確かにひね香を感じるのやけど、お燗したら お~~~~~~~~っ 何とも美味しいではありませんか。

地酒バー膳のぱんちさんを思い出しました。

生で寝かせてあるお酒は 無濾過生原酒 磨いているお酒 アル添もん もしくは山廃きもと系が多かったと思います。

この天井川は 山廃きもとではありませんが、無濾過生原酒  アルコール度数が19から19、9もあります!!その上 50%磨き!!アル添!

こういった要素が重なって 美味しいお燗酒になったのやろか。

びっくり!でした。

妹からおしえてもろた遠州屋酒店さんの古酒を語らはるユーチューブをみせてもらうと 面白いことが沢山ありました。浪乃音のお酒を陽のあたるところにも置いてあって ずっと常温保存のお酒が10年経っても素晴らしい熟成をしていたというお話しもありました。また 5年間冷蔵庫で熟成させて一年は常温熟成というお酒もありました。

この酒屋さん 只者ではないです。ほんで 語りかたがええ感じ ものすごく勉強研究してはりまして でもお酒に対する愛はつまっていて とても惹かれました。

 

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