酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

神開 山廃60 2016

最高の魚祭りに合わせたお酒。

特に鯵のなめろうには 神開湖南山田60のお酒が どんぴしゃでした。

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ひやもお燗も どちらも美味しいけど やっぱりお燗が素晴らしい。

香ばしくて 程よい熟成感のある米の味わいが じんわりとやってきます。

そして こなれた旨味が心地よく広がり、その余韻がきれいに幕切れしていきます。

私はあきませんが おっとはええ舌と嗅覚をもっていて ふくらさんからは サスケン(サスガ ケンジ)という名前を付けていただきまして そのおっとも大絶賛。

ほんまに ありがたいことや。

朝 神開の海老蔵さんからの電話があり このお話をしたら 鯵でも鯵の焼いたんにミョウガ青じそを混ぜてあっさりと仕上げた料理には 神開の吟1401にも 合いますよ~とのこと。なるほどなるほど。

とにもかくにも このなめろうに 神開の王道 湖南山田の力強さを最大限に引き出した湖南山田60山廃60磨きに 感動するくらい合います。

ある お客さん今上原浩先生の本にはまってはって 研究中。

そしてうちにある 熟成山廃のお酒の加水燗を色々試さはった結果 一番おいしかったのがこのお酒やったそうです。

藤本酒造 万歳!

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この初夏にふさわしいかは別として(相応しいのは 77のあまずっぱいやな。

やけど とにかく これは旨し♪