酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

雨垂れ石を穿つ しずり雪

雨垂れ石を穿つ しずり雪。

実は去年のが一本だけ残っていまして。

小川酒店としては、濁りやうすにごりの一年ねかせは悩みの種。

時々糠っぽくなってしまうお酒もあります。

そしてそのお酒は、熱燗にしたら飲めることが多いのですが、せっかく美味しいお酒を求めて来てくれはるのでよう売れまへん。

なので、開けてみよかということになりました。

そしたら 美味しい!!ぜんぜん美味しい。ヨーグルトです!

よかったよかった。さすが萩乃露さん!&、十水仕込み!

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大好きな天頂とワイングラスでいただきました。

 

私の記憶では、北島もろみあらごしどぶのスペシャル生の一年もんも、全然ひね香なども感じず、美味しかったのを覚えています。

ちなみにこの新酒、先日ご来店のお客様、ものすご~~~~く気にいってくれはって、年中飲みたいとのこと。寝る前に少しづつ呑まはるのやそうです。そして、それが無茶無茶幸せなのやそうです。

お酒はおもろいけど、酒屋としてはなかなかドキドキもんです。

今日で如月もお終い。明日からは弥生です。