酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

笑四季酒造ぱあと2

実はモンスーンのおばはんバージョンと、雫取りは、どっちもものすごくよかったのですが、値段も良いのです。なので、迷うところ。しかもどちらも2ケースしかないのです。雫取りの方は 生を一ケース特別にだしてくれはることになりましたので、試飲をしますが、モンスーンのほうは、4号24本のみなので、試飲は無しでまた4号売りのみで、販売させていただきます。

なのでもう一本!

仰山開けてもろたのに、申し訳ないのですが、また倉庫にいって取ってきてくれはりました。

それが カールスバードの街中で(吟吹雪 マリーゴールド酵母 潜む蒼の楽園(玉栄 自社6号酵母 サケデリア(山田錦月下美人酵母)の火入三種。

火入されて熟成させた笑四季のお酒は、生の新酒とは打って変わって、きもとやったんやなあと思わせる味わい。心地の良い酸が下支えしていて、花酵母も、火入れすることで香りも穏やか。お燗もきっとおいしいやろな。あっ君は個性的で玉栄らしさががしっとでている潜む蒼の楽園もいちおし!

迷った末、酸がしっかり凛と効いていて、全体的なバランスが良いということで、サケデリアに決まりました。

ちなみに、美しいオレンジ色のマリーゴールドは、故人の魂が迷わないようにとの願いが込められて飾られ、死後の世界と現世を繋ぐお花なのやそうです。へえ~~

 

あっ君の言葉が心に残りました。売れる理由を探すより、売れない理由を探すべきだと。

笑四季をあとにして、お客様 鈴木さんのパイプオルガンを聴きに行きました。

初めての安土セミナリヨ,。圧巻!!でした。