酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

道ちゃんと一蔵

道ちゃんのご来店は超刺激的でした。

相変わらず、アル添と香り系は一切置かないという潔さ。

性格もぴしっとしてはるし、不老泉の横坂杜氏も頭も道ちゃんがいくと、背筋が伸びるというそんな稀有な存在。

でも服装もいっつも個性的で超可愛い。

自分の生き方やこだわりをちゃんともってはるひと。

わたしよりず~~~~~~~~っと若いけどお酒の神様でもあり、師匠です。

いまは 岡山の酒うららと兵庫の山奥で行ったり来たりしてはります。

土と向き合い、麹と向き合い、お酒と向き合い、すばらしい。

ぽろっと、冷蔵庫置くのやめようかな。

究極は、火入れ加水のお燗やて。

それに麹があうんやなあ。

 

実は今日はイヌガオちゃんの個展に行ってきました。

一蔵さんの発酵料理に舌鼓をうち、至福の時。

道ちゃんと一蔵さんで飲んだお酒はかなり重なりました。

香り系は多分一切なし、どれもこれも美味しい。

くもこポン酢 茶エノキの和え物 鮭の燻製のポテサラ あん肝 

いぶりがっこ 出汁巻 もうお酒です。

長野県のお酒です。名前とはうらはらの、洗練されたらべるや。

初めて知ってのんだ善吉。物静かに旨い。神田を思わせます。

 

これも旨し。お燗したらなお旨し。

 

お次はメバルの煮付け。魚は勿論、お出汁が美味しくてお酒のお燗に寄り添います。

 

牡蠣の酒粕グラタン、これに不老泉の十水亀の尾のお燗をあわせたら、無言。

 

鯵のなめろうとあこうのお造り。

 

酒粕と干葡萄とバターのコラボ。一蔵さん楽しませはるなあ。

 

写真はないけど七本鎗しぼりたて、唯々蔵付き酵母お燗皆美味しかったです。

〆は豆乳ラーメン。でも出汁はちゃんと昆布と鰹といりこでとってあるので、むちゃ幸せな美味しさです。

道ちゃんをお連れしたい想いでいっぱいのお店でした。

発酵万歳!一蔵万歳。

 

次はイヌガオちゃんの作品で~~~~す。→