酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

M会

Mさんの会がありました。

なかなか味わう機会の無い稀有なお酒をたくさんお持ちで、時々会を開いて皆さんと一緒に楽しみましょう味わいましょうと。が、コロナで長い事開催できていなかったのでした。

久しぶりの開催はこじんまりと。

でもこの数年の間に、復活蔵など、色々なドラマが繰り広げられた日本酒業界でした。そのなかでも、今人気の6種。

それぞれにとても興味深く、美味しかったです。

 

とくにMさんいちおしの いか純米は確かに美味しいし、お刺身の烏賊にあいますがな。ほたるいかの沖漬けにもあいました。なんとこのお酒は海洋深層水がつかわれているそうな。

刺身には常温、焼き烏賊は冷酒 炊いた以下はお燗とありました。

 

北島さんにもやはった、村上さんが杜氏になって2年目の大号令、きもと八反錦で醸されていて、しっかりした味わい。ええお酒でした。

 

そしてこの後運ばれてきた、浪乃音の湖の辺にして一年もん。これは、いまどんなふうになっているのかがわからず、小川酒店ではあまりお勧めしたりしてなかったんですが、これがまた今無茶無茶美味しい。バランスもよく、びっくりしました。蔵にも全くないそうです。

 

コーヒーやウイスキーにも造詣の深いMさん。

松の花で、なんとウイスキーが造られるそうなんです。

滋賀酒ばっかりと向き合っていることが多いので、ものすご良い刺激になりました。

Mさん、ありがとうございました。