酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

金米祭のお酒

一一月三日の金米祭がちかづいてきまして。

お蔵さんとも相談しながら お酒を決めています。

テーマは伝統とミライ

大津駅前のこのイベントは まさに 今すごく大事な 

まだお酒の魅力をしらないひと 若い人にこそ

日本酒を楽しんでほしい 美味しいなと思って欲しい

裾野の人達が多いので このお酒が所謂ミライ。

そして じっくり付き合うとええやっちゃ~と思わせる

きもと山廃系の 通ごのみのお酒やったり

昔ながらの 渡船や滋賀旭などを使って醸されたお酒が伝統。

どっちもがこれからの日本酒業界を支える大事な鍵をにぎっているので

それぞれを わかりやすく選ばせて頂きました。

たとえば 不老泉は30BYですが 亡くなったおやっさんの味や!ということで

伝統のお酒に選ばれましたし あと 復活木桶玉栄純米大吟醸

ミライは 蔵付酵母から抽出した酵母を培養する取り組みを永年続け ようやっと試験酒が試験酒でなくなった 特純中ぐみを。

不老泉山廃は 好きな人ははまるけど ちょっと個性あふれる味わいですが この特純は山廃ではないので 間口が広く だれでも受け入れやすいお酒になっています。

 

こんな感じで ゆっくり企画が進められてきています。

 

皆さんどうぞお楽しみに。

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