酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

西澤杜氏

初めて西澤杜氏がご来店。

素敵な杜氏さんでした。

もともと東近江出身で農業人。

そのあとお米を作りながら、濃口さんのもとで修行 そして喜楽長に蔵人として権座と辛口純米吟醸を造ってはりまして 旭日へ。そして 再び濃口尚彦さん ・・・そして道灌の千代田蔵へ。

やはり、滋賀を出てお酒を造ってみると、興味深いことばかり。

井の中の蛙でしたと言うようなことをおっしゃっていました。

そして 去年より香の泉へ。今年から社員杜氏

能登杜氏なので1401が好きなのやそうです。

試飲のお酒もご持参。

よかった唯々純米大吟醸、今まで山廃やったのが生酛になりました。

それを西澤さんが好きな一四〇一で醸した逸品。よかったです!

あと渡舟を八〇磨いてそれを7号で醸したこれから出るお酒も、バランスも良く美味しかった。これは菊鷹や風の森を想いながら作ったそうです。

こないだも東京を回って来て、滋賀酒はまだまだ!がんばらなあかんと実感しはったそうです。

やる気満々。これからも 挑戦していきたいと キラキラした目で語ってくれはりました。自分の物差しをちゃんともってはるひとや。

こういう杜氏さんのご来店嬉しい。ありがとうございました!

どんどん進化変化 時代の流れを汲みつつ、小川酒店が売りたいお酒を日々追及していかなあかんな。