酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

大阿闍梨さんへ 剣菱を御供

小川酒店は基本滋賀酒なのですが、お客様の要望により 剣菱賀茂鶴と菊正宗と月桂冠特選だけ置いています。

今日は28日。

そうです、毎月 大阿闍梨さんへ剣菱をお届けする日です。

 

ふとダンチュウに時が止まる剣菱とあったことを思い出して

検索してみました。剣   菱すごい!

沢山の感動でしたが、特に精米歩合を固定していなくて、毎年のお米の出来具合を見ながら精米歩合を決めはるところとか。

白樫社長を含めて5人も農産物検査の資格をもつ社員がやはります。

それは苦しみをわかちあうため。

私たちのひと言で農家の方々の年収が決まってしまう、非常に責任の重い仕事ですから。誰がどの田んぼを持っているのかを把握し、現場を訪れ、その年になぜそのような出来になったのかを理解する必要があるんです

もろみについては温度コントロールをしない。

「温度が上がったら『行ってまえ! 絶対止めるな!』とそのまま30日間キープ。

藁縄はお酒の味には影響はないので最後まで悩まはったそうですが、古くから日本には神社に豊穣を祈願し、できたお酒をお礼としてお供えしてきた風習があるので、これも社内で製造することに。

ええ話や。

 

何時も立ち寄る大好きな石橋。今日はカイツブリが沢山!

気持ちのええ朝でした。