酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

廣戸川 ぱあと1

美ずきの陽子先生と言えば、まんさくの花

そして酔inのこまっちゃんといえば 廣戸川

前々からこまっちゃんが一押しなことは知っていて、一度呑んでみたいと思っていたら、ダンチュウに登場。

私はこの頃、ライターさんの名前をよく見ます。

 

酒蔵万流の雑誌にのっていた笑四季の文に感動したとき、あっくんは言わはった。

ライターとしてのセンスや文才はもちろんのこと、人柄も やっぱり素晴らしいライターは読むとわかる。あっ君を取材したライターは、やっぱり すごい人やったんやて。

今回廣戸川を書かはった山内聖子さんは 私にとっても一押し。

前に不老泉も書いてはって、感動して 大切に残しています。

引用させてもらいます。

さらりと喉をすべる優しい味わいで、余韻に言葉に詰まるほどまぶしく無垢なきらめきがあった。真っ白なキャンバスのような酒。何色にも染まっていない清白な味は、呑んでいて雑念を一掃する不思議な力をもっていた。

一升瓶を飲み干せる陰のような地味な酒。我先に目立とうとするいしが感じられない奥ゆかしい味。

美しいが華がないので、個性が乏しいという声も耳にした。

が、埋もれるどころかじわりじわりとファンを増やし、一目置かれる人気銘柄に成長。