酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

芋掘り

琵琶湖さかずきのご縁で 仲良くなった 磯部君と 畑の芋掘りをしました。

おっと一人ではきつい!ので 若い磯部君大助かり。

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中々の豊作や。ありがたいことです。

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磯部君 ええひとです。心根がええ。ほんで 稲穂のように 深く首をたれはる謙虚なひと。きいたら 息子と同じくらいの年。こんなええ人が日本酒を飲んで広めてくれはったら ほんまに嬉し。

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暑い夏には瀕死やったお野菜が 結構元気を取り戻していました。

茄子 パセリ とうがらし 万願寺とうがらし ピーマン 。

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晩は 子持ち鮎 やら オクラ さつまいも 茄子 万願寺唐辛子 鶏 豚 椎茸を天ぷらにして 色々お燗もして楽しませていただきました。

御蔵さん 五周年

10月1日は日本酒の日その日に御蔵さんはオープンされ 今年で5周年。

遅掛けにお祝いに行きました!

お昼のランチもして toitoitoiもして 駒井君 すごいパワーやけど 体だけは大事にますます頑張ってくださいや。

何ちゃんが こんな素晴らしい贈り物を。

なんと 中安酒店でゲットしはったそうです。

皆が飲みたそうにしていたので 開けてくれはりました!やった

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2015とはすごい!そして なんとも深い魅力的な味わいになっていました。福井さんに飲んでほしいな。

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そして 2018と2019は 皆口をそろえて2018のほうがおいしかったです。なんでやろ。意味はわかりませんが ほんまにそやったんです。でも この2019も 時間を経るとどう化けるかわかりません。それが日本酒の魅力です。

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楽しい宴でした。きも太郎のお燗も美味しかったです。

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外にはきれいなお月さん。ええ10月1日でした。今日もありがとうございました。

お月さんと 乾杯酒とあんのんにんにん。

一万人で乾杯イベントのお酒がやってきました。

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酒造組合の写真を拝借。

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そして 今日はそれを買い求めるお客さんばっかり。

盛り上がるということは嬉しい事です。

そして 時を同じくして 松浦すみれさんらべるの あんのんの忍者もやってきました。

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どちらもブレンド。忍者は 吟吹雪と五百万石と玉栄のブレンド。これは生です。

ジャンコクトーの雰囲気のラベルです。

 

どちらも美味しい!今日は日本酒の日、滋賀酒 万歳!

お客様から 月餅と

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手造りの 月見餅をいただきました。月餅は切ったら お月さん。

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今日は美しいお月さんを愛でながら 日本酒を飲みましょう!!!

琵琶湖さかずき

日曜日に 無事に琵琶湖さかずき ファイナルが終わりました。

妹が 後半のグループ分けで 岡村本家さんの話を聞いて感動。

20年くらい前 吉田酒造さんが 呑み会で酔いが回ると 窓を開けて 滋賀酒乾杯!とよく叫ばはったそうです。

そして 滋賀は小さい蔵が多いので みんなで力を合わせてええ酒造ろうなと 何度も言わはった言葉が今も心にしみついているのやて。

なので 岡村さんも 年を重ねていく中で 後輩にもこれを伝えたいのやそうです。

そんな流れの中での一万人で乾杯イベント。

ずっと司会してくれてはった かがみの姉さんも言うてはった。

滋賀の蔵元さんのお人柄のよさと 蔵同士の仲の良さを再確認した時間やったと。

磯部君 あひるちゃん ほんまに長丁場お疲れさまでした。

 三日月知事さんもありがとうございました。

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畑の栗はなかひがしさんに前に教えてもらいまして そのまま丸揚げ。

ピーマンは一会さんに教えてもらいまして、生でもよいそうなんです。生のピーマンの上に茄子と豚と味噌の炒め煮したのを乗せて一緒に頂きます。ほんまや美味しい。

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木之本で買ってきた大量の大好きなミョウガ塩麹胡麻油出会えただけやけど ご飯にもお酒にもあいます。


ええ話や。

 

七本鎗

そして 次に訪れたのが七本鎗。

建物も店内も 味わい深いなあと お客さんもやはったので ゆっくり見せてもらっていましたら お母さん起代子さんが 滋味あふれる花瓶に生けられたシュウカイドウを 丁寧に持って来はりました。

私は そのお花の生け方や仕草に 見入ってしまいました。

帰って久しぶりにあひるちゃんの本を開けると お母さん まだ女性が蔵に入るのがタブーとされていた時代に 自ら麹室の設計をしたり 古代米で赤く染めるお酒にチャレンジしたりしはったとありました。

今は泰伸さん=とみいが どんどん想いを形にしてはりますが この陰にはお母さんのたゆまない努力とDNAがあったんやろな。

そして 七本鎗のもう一つの魅力 デザインセンスも お母さんから受け継がれてきたのやろなと このお花を見て思いました。

写真を撮るタイミングを外したのが残念。でも今も脳裏に焼き付いています。

 

そのあと とみいが出てきてくれはって お話をさせていただき すみれさんのご主人矢島さんも。そやけど どちらのお店もお客さん続々。なので 街歩き。

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新しい仕込み蔵です。

 

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陶芸家のお店もできていました。この絵も可愛い!

f:id:ogawa-sakeshop:20200929150442j:plain木之本には 何度かきているけど 一人でこんなに歩いたのは初めて。ええとこや。

 

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家の前のちゃんと手入れされたお花を見ると 大事なことやなと。

f:id:ogawa-sakeshop:20200929150808j:plain蔵の空気を吸うだけではなく 歴史や文化を感じながら その界隈を歩くことも大切やな。特にこの街は 素晴らしい~~~

 

北国街道

今回の目的の一つは 山路酒造。

ゆうこりんさんには 何度もお会いしているし 桑酒はずっと置いているのに 伺ったことがなかったんです。

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同じような趣のあるたたずまいが続く途中に 山路酒造がありました。

まさに 小川酒店のほん近くにも 北国町という町内がありましてそこからずっと続いているのが お酒の名前にもなっている 北国街道。日本で4番目に古いお蔵です。

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伺っている間もひっきりなしにお客様が。

お忙しそうやし 挨拶だけして帰ろうと思ったのですが ゆうこりんさん 色々お話を聞かせていただいた上に 蔵まで見せていただきまして ありがたい&恐縮。

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能登から杜氏さんともう一人の蔵人さんが来てくれはって そして 漫画家でもある(一万人で乾杯イベントのポスターも翔さん作)次男 翔さんとゆうこりさんで お酒を醸してはります。
店番も 見ていてもほんまにお忙しそうやのに 家事 酒造り 事務仕事 ご健在のお父さんお母さんは何と91歳と87歳!そのお世話も大変やと思います。大忙しのゆうこりんさんやのに 別嬪さんで笑顔の素敵な女将さん。お会いできてうれしかったです。

その日は琵琶湖さかずきで ちょうど北國街道と七本鎗もご参加なので 挨拶もできてよかったのでした。

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小川酒店も琵琶湖さかずきのご縁で 桑酒以外のお酒も おかせていただくことになりました。清酒北国街道もよろしくおねがいします。

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同じ通りのおうちの ポストええかんじ。ええとこや。