酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

ご近所さん

朝市がご縁でしりあったEさん。モラの講師の資格までもっているというKさんのご指導で、彼女のお家でちくちくクラブ・・という手仕事の会をしてはる。私は仕事でほとんど参加できてへんけど、都合のええ時だけお邪魔する。



そこで感じたこと。ここのご近所さん、すんごい仲ええ。かつての日本はこんなんやったんと違うやろうか・・・おからの炊いたんやそば粉で揚げた掻き揚げ(上の写真)なんかもおすわけで頂いたり、伊根の出身の人が祭り寿司といって鯖のでんぶのおすしをこしらえてくれたり・・・(なんとその人、小さい頃 朝ごはんに採れたての烏賊のお刺身を食べてはったそうな)
そんな美味しい懐かしい話やお料理の話をしながら、ちくちくと手を動かす。私はそこにいるとなんかほっとして、亡くなったおばあちゃんを思い出す。カナダのキルトもたしかそんな井戸端会議の場やったな。

さて今日はその忘年会。残念ながら私は欠席。きっとまた美味しいお話に花を一杯咲かせはるのやろうな・・・・美味しいお酒とこのごろちょっと自慢の糠漬けでもさしいれにしようっと。

写真は前の宴会風景。美味しいおなべとそのほか愛情一杯のご馳走。Aちゃんのバイオリン演奏なんかもあったんやで。
はんなりとした、ええ時間が流れてほっこり幸せ・・・・