酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

賭け事

今日は某ホテルのTさんが来てくれはった。

いつも5連泊くらいされる常連のお客様が本日ご到着・・・で、そのお方は上善如水が好みなんやそう。で どんなお酒をお出ししたらええか・・・とても迷ってはる。

私も悩んで迷って・・・・・近い味わいでありながら、近江の地酒のよさも感じてもらえるなら、薄桜の純米吟醸とか七本鑓の純米吟醸とか・・・萩の露の上撰とか・・・・が安全杯。

で、まったく違うタイプのをお薦めして、そのサプライズを楽しむのであれば・・・・・忘憂の9年もん星霜(いつもの2年常温熟成の忘憂が在庫切れ・・で、吉田さんがうれしそうに持って来てくれはったのがこれ。枯れた味わい。でも美しい深いお酒やで)

 もしくはクレオパトラの忘れ物(お酒の飲めない杜氏さんがご自分のために遊び心で作ったお酒。アルコール度数が低い。酸が際立つ・・・不思議なお酒やけど、妙にファンがやはる。私も隠れファン)・・・・・やろなあ・・・・(不老泉の看板商品はもうすでに飲んではる)

Tさんもとってもとっても迷われて、冒険にではった!後者の忘憂とクレオパトラちゃん・・・はてさてどんな反応が返ってくるか・・・私もどきどきもんやこの面白いお酒がどうかどうか気にって頂けますように。いちかばちかや