酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

いろいろ思うこと徒然

またグラスを片付けながら、いろんなことを思いました。

今は亡き関矢健二さんがお会いしたときにおしゃってました。

お酒の会をすると、今自分が扱っているお酒の状態や特徴を知ることが出来るので気心の知れた仲間達とお酒の会を続けていますとのこと。なるほど、今回のお酒の会では事前にもあひるちゃん・えみちゃんと打ち合わせしながら利けたし、また当日もあんまりお客さんが美味しい顔なので思わずほな私も・・と頂きました。なるほどと関矢さんを偲びながらあのときの言葉の重みをかみしめています。

今回上等のお酒ということで普段は味わえない古壷新酒・・愛山の大吟醸も味わうことが出来ました。去年イタリアンの夕べと称して行われた浪の音のユニークな企画で、トマトに合うお酒やと中井さんが言わはったことに、今回全くうなずいた私です。別嬪さん3人娘がきゃっきゃっとはしゃぎながらこのお酒を愛飲してはりました。さらに鈴正宗 喜元盃は今も脳裏に刻まれたくらいしっかり覚えている あじわいのある素敵なおにいちゃんが、めちゃほれこんでこればっかり飲みに来られました。不思議なお酒。なんか笑われるかも知れへんけど、まるで糸がふわ~って体に巻き付いてほんで消えていくように綺麗な余韻なんです。これは他のお酒には無い鈴ちゃんのなせる技。糠杜氏もこの喜元盃という銘柄も希少価値になっていくと思われるお酒です。

杜氏さんの話も真剣な表情で聞いてくれはって、私自身もっともっと杜氏さんにも会っていろんな生の話も聞きたいものやとも思いました。

ほんまに奥の深い世界です。農業・杜氏という集団・器・温度・合う肴・洋食とのコラボ・ラベル・熟成・・ここれで根付いたとは思わず変らず同じ努力も必要になってきます。頑張ってくださいね。ってある蔵元さんからお言葉を頂きました。・・・・まだまだこれからやっ