酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

魅惑の夜

久しぶりの京都。魚紳さん そして下地勇のライブ・・・そして地酒バーのはしご!

魚紳さんのお造りは絶品でした。ここのお造り食べたらほかのお造り食べられへんようになるとはよう言うたもんで、これは的を得た言葉です。で、これに浪乃音の純米火入れがなんとしっくり合うこと以前このお酒のすばらしさを牧野さんが、酔っ払いながら熱く語ってくれはったのを思い出しました。そんな牧野さんの心意気も伝わってきました。純吟ももちろん今年はぴか一で・・・でも私にはこの純米火入れがことのほかおいしく感じました。

みんなで選ぶ利き酒会・・・のときには入賞されなかっただけに(しつこい・・・やろか)、よりこの美味しさがうれしかったのでした。

で続いて、宮古島の方言がラテンスペインのジプシー音楽もしくはマヤ文明っぽい響きの下地勇のライブ。売れる売れへんはおいといて、造り続けていきたい歌い続けていきたい歌。それは標準語で歌うと、このへんがさぶうなってくるのに、宮古島の方言で歌うと妙にすんなりと心に体に染み込んでくるのです。まるで何をいうてはるかわからへん!でもそやから伝わるもんがここにはありました。アンコール3回!熱いライブでした。

そして下地さんの熱血ふぁんの友人と地酒バーへ。なんと満パン!あまから手帳でと思っていたら皆常連さんでした。なんかほっ久しぶりにパンチさんと語らいました。ひとつのもんばっかり見てたらあかん。ほかを見てほんで日本酒に戻る。これが大事や!つらそうな人はまだまだ・・・ほんまにどうしょうもなくなったら笑てはりますわ!一攫千金ではなく一攫百金ですわ~後もぎょうさんええ事言うてくれはりました。ほんまに深い人や。まさに魅惑の夜でした。