迫ってまいりました朝市のお酒を決めるべく 姉御と北島酒造さんへ・・・・!
やっぱり蔵にはいってみるもんです。
ますます やる気満々の専務さん。こっちまでうれしゅうなります。
洗米機や浸漬したお米を脱水する機械は喜多酒造さんと同一の優れものでした。
甑倒しも終え、きれいに片付けられていた室。
そして今、一生懸命に北島さんが取組んではるのが六号酵母であります!
私はほとんど存じ上げておりませんでしたこの六号酵母。
秋田県の新政が有名で、今年の名門酒会で1位やったんがこれやそうです。
この酵母 むっちゃ元気で泡消しが大活躍してくれはったそうな。
そして決してきれいな泡ではなく むしろぶちゃいくな泡。そして独特の酸が魅力。
で今年は普通酒も今までの九号から六号に変えた所・・・・むむむ・・・・異常な醗酵を・・・
ボーメガ切れていかへん、9号のように面白いくらいにどんどん切れていくのとは大違い。
がしかし・・・味わいは旨い!これは後ほど頂きましたが、ほんまに美味しい~
もうひとつ嬉しいのはここは泡有り酵母ばっかりやということ。ほとんどのお蔵が泡消し作業も省くことができて、泡がない分たくさんのお酒を仕込むことができる泡なし酵母を使ってはるので、今更なんでと聞かれるそうですが、専務さん曰く飲んだ後のまとまりっちゅうか余韻が、なんか泡有りのほうがええような気がしてならないんですわ・・・と。
ましてや 六号酵母なんぞは泡なしがなく泡有りのみ。
私もなんか泡有りが好きやったので嬉しい
もうひとつは小川酵母。これは やさしい柔らかい甘味が魅力。
不老泉の山廃ではない速醸酵母は、ほとんどがこの小川酵母なんです。
私は小川酒店なんで、小川という名前にはより愛着がわいてきます。
今年は吟吹雪で この六号と小川でしこまはった純米吟が生まれまして
新しい北島の顔になりました。
続く・・・・・・・