酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

初桜 訪問 昭和レトロ

初めて初桜に伺いました!!

前から気になっていて ご来店いただいたこともあり お酒も美味しかったのですが これ以上蔵の数を増やすのはどやろ。もっと 一つひとつのお蔵を深めんとと思い 扱ってへんだんですが この度7月の朝市どこしよ?そしたら皆さんが初桜どやろ??といわはりまして この度お初の初桜となりました。

ここの蔵元 安井さんは 2月から造りをはじめるという増本さんよりうわてをいく小さなお蔵なので それまで勉強を兼ねて大治郎さんとこで手伝ってはったりしたこともあり また その前は北島さんとこにもやはったそうな。

お蔵を案内していただきますと 昭和レトロ。スローライフそのもの。

なんと 10本入る木の箱が現役!


皆がうらやむ現役の井戸。

ヤブタを買うお金がないので 古い槽をなんとか修理しつつつこてるんですわあと 佐瀬式の槽。


造りが小さいのでおのずと小仕込みになってきたので1トン用のタンクがほしいのですが 今のとこと2トンタンクで1トン仕込み空間に余裕があるので泡なし酵母を使う必要がなく、泡ありをずっと使てます。やて。



今だに煙突が稼働していて、蒸しの時は和釜を使っているので
朝から冷たい空気の中を、煙突から蒸気を出しています。



ラベル貼り機・・・皆体験させてもらいました。おもろ~

あと栓をする機械 がっちゃんと言われるレトロな機械もありました。

など 設備投資できないから なされてきたことが今 むちゃ大事なことばっかり。

槽搾りに泡ありに和釜・・・・・今 見直されていることばっかりやんと 嬉しくなりました。

伺っている途中 ℡がなったんやけど、その音までがレトロやったんです。

蔵の前の道も東海道53次の49番宿場町。味わい深い。メダカ好きの安いさん、蔵の前にはこんな風景が。


はんなりして よろしなあ~