酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

権座


最初に開封してみると、敏から立つその香りの上品さで、これまでの権座をさらに超えた出来だと直感しました。
スッと立つような少し堅い香りですが、奥に吟香を秘めています。ふなくちで感じるような酵母の香りも感じられ、良い管理をされて、ここまで来てくれたことが判ります。当たりは、丸いのですが、口の中で濃厚に広がります。アルコール臭がほとんど立たず、まろやかなバランスの良さ。米の甘みが分厚いですが、突出のない濃厚なバランス。生酒、しかも新酒とは思えない見事なバランスでした。ごくわずか苦みがありましたが、これは熟成後、ふわりと旨味として開くことでしょう。翌日は、少し雰囲気が変わり、最初から甘く丸い香りが立ち、味の甘みがさらに広がった印象でした。数日後、少しきれのあるきりっとした香りがまた戻ってきました。当たりは柔らかく、奥深い甘みがあります。含みもまろやかで、堅い吟香がほのかに口に広がります。ヌケは少し苦みがありますが、濃厚な甘みが幻だったように、水のようにするっと抜けました。

出来の良いお酒ですね。すっかり楽しませて頂きました。それから、大事に管理されていることもよく伝わってきました。もう充分にバランスはよいですが、秋口あたりでもまた違った味わいが楽しめそうですね。どうもありがとうございます。

どうしたらこんな素敵な表現ができるんやろ?感心するばかりなり。

ありがとうございます。語る語るのAさんの言葉でした。

そして 昨日またまた この米粉で作ったパンをおすそ分け頂きました。

これがまた美味しい美味しい~~~

日によって膨らみ方や味が微妙に変わり それが難しくそして益々楽しく 私の米粉パンへの挑戦が続来ます!!やて。うれしいこっちゃ・・・