多賀さんは 今も月桂冠のお酒を造ってはるので 滋賀ではありえへん1万石のおおきな造り。
タンクも設備も圧倒!!!されました。
杜氏も月桂冠からきてはるそうです。
以前は大手=out!みたいな 考えを私はもっていましたが、伝統の技を機械に置き換えて、安定した品質と美味しい水で こすぱに優れたお酒をつくってはるのであれば それもありかと思えました。
またひと昔前は 滋賀の多くの蔵が大手のお蔵のお酒を造って未納税でお酒をおさめてはったのが 今はほとんどなくなりました。が ここだけは今も造ってはるというのには 意味があったのではないかと。それが 水とならではの優れた技術と信頼関係やったのかも・・・・
それは 多賀のお酒をよばれてそう思たんです。にごり酒も原酒もしっかりとした味わいで美味しい~にごり酒はもろみ姉さんも特にお気に入り。らいちの香りがしました。純米吟醸も 時間たつほどに味わいがまとまってきました。
大老の秘話も聞かせて頂き。
また、排水は琵琶湖に流れるので、排水処理設備を完備して環境に配慮し、美しい琵琶湖と多賀の自然を守ってはることも驚きでした。見せて頂くと 処理をされて最後の汚泥は乾燥させて堆肥になり、捨てるところが全くない ゼロエミッション。そしてそして これは 打って変わって小仕込みのお酒。知事賞の純米大吟醸や秋の詩や琵琶の神龍がそれにあたります。これらは 私が良く見慣れた小さな仕込みの醸し風景です。がしかし ここはなんとサーマルタンクで醸してはりまして びっくり。細かな温度調節ができるすぐれもの。
こんな風に大きなぶれない安定 コストパフォーマンスに優れた仕込みと 信子さんの愛のつまった小仕込みの両方が今の多賀のお酒なんや。
これから ここも注目!のお蔵です。
大変お忙しいなか 丁寧に対応してくださりありがとうございました。左は社長さん。で 右が中川信子さん。
もろみ姉さんも 地酒の祭典で信子さんにほのじにならはりまして 1月に東京で多賀のお酒の会を主催しはります。素敵素敵