酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

ながらの座座 料理編

私と福井美知子さんは 料理担当でもあります。

なので いろいろこしらえました。

記録係のおっとが お燗番おじさんになり 汗だくでの格闘となり 料理の写真がありません。

青大豆(炊飯器でたきましたんや。)はそれだけでは芸がないので 黒七味をかけて。

そして あほの一つ覚えの味噌漬け豆腐。残りはもっと熟成させて 豆腐ようのようにしてみよ。ちょうど 十八番さんがおみえになっていまして 酒と醸しイベントでだしてはった豆酩(とうべい)についてお尋ねしたところ これは味噌の代わりに特製秘伝のもろみで漬けた逸品でわざわざ九州から取り寄せてはるそうです。それが 「豆腐のもろみ漬け【秘伝豆酩】」。イベントではさざえの豆酩まみれと称して人気を博してはりました。

そして お揚げさんに茸味噌を乗っけて焼いたもん。

郷土料理研究家の原さんに真似て へしこを大根の薄切りで巻きました。原さんはその上にオリーブオイルと胡桃をかけてはりました。今回も実際試してみますとオイルをかけるのとかけるないのではやっぱり違いました。オイルは日本酒のマリア―ジュに貴重な鍵を握っているのかも。

そして毎度お馴染み 母の炊いた 海老豆。

そして あとは福井さんのごっつおう。こっちは 手の込んだ素晴らしいごっつおうです。

椎茸の旨煮。これもやし 他のごっつおうにも 日本酒がふんだんに使われています。

そして 餃子は塩抜きした古漬けを千切りにしてごま油で炒めたもんに鶏ミンチ 白味噌 干し椎茸などが入った 日本酒に合う餃子!

さらに 旨ミラクル豆腐。塩麹 烏賊の塩辛 糠漬け干椎茸 自家製紅ショウガ等旨味のある食材に 絹ごし豆腐を 入れて お酒+出汁+寒天で固めた 創作料理。ようこんなお料理考えはりますなあと 尊敬。

私も福井さんも朝ドラ ごちそうさまが大好きで そこでもタルタルソースに胡瓜の糠漬けと梅干が入っていました。

ので この糠漬けなどの自家製保存食は秘密の隠し味になるのかも。

さらに まばゆい程美しい色の赤カブの酢漬け。これも綺麗やし美味し

デザートには 座主の橋本さん作 林檎を日本酒で煮て固めた寒天寄せを

こんなんで こころばかりなれども こころを込めたおもてなしをさせて頂きました。

なんか とっても楽しかったです。