酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

笑四季INTENSEの山田錦 そして 14号

笑四季酒造から新製品の案内が届きました。以下あっくんとむろいさんからの案内文と私のんが入り乱れております。

笑四季INTENSEの山田錦は 前回越神楽に続く純米大吟醸第2弾。

INTENSE は全量酒造好適米単一品種を用い、定番の601 号や金沢酵母、乳酸菌使用酒母など、本年も今想う吟醸のカタチを追求してまいります。

第一弾は、原料米に甲賀市産越神楽を使用し、協会601 号と10 号系のブレンド吟醸香はほぼ無く、澄み切った含み香と軽快な味わいを堪能できます!

暮れの超忙しいときやったので 値札も付けず しかも生ということも認知せず・・・・すみませんが 常温の棚にならべていまして サンプルもついてたんやけど 気持もばたばたで何かようわからへんかって・・・・・お正月あけてから ちょっと残っていたのを呑んだら、うま~~~~~~~~~いのです。しかも 艶っぽくなっているのです。で ラベルやボトルの斬新さにも 改めて感心していたのですが。

さて第二段は・・・・・・ 
                    
大津市平津町西山で採水された超軟水鉱水 ひみつ(火がみっつの漢字。初めて見ました)の水 硬度11を使用これがまた魅惑的で ふくよかな甘味と共に澄み切った含み香と軽快な味わいやて。

発酵には当初たいへん手間取りましたが、その後順調にもろみ日数35日で仕上がりました。

とてもすっきりとした綺麗な仕上げでした(但し上槽前日の生の状態、火入れでどうなるかはわかりません・・・)。

あっくんは 今までで最高の出来栄えそしてここまできたら あとどないすんのやというくらいの 最高のお酒にしあがっているそうです。ちょっと期待に胸が膨らみます。

今度は14号酵母の山田くん・・もちろん50%精米。

とあるお酒の14号酵母 生やと美味しいのに火入になるとちょっとマイナス的な香りがついてあかんと言うご意見を頂きまして それは14号酵母の特徴やったらしいのです。それをあっ君は 研究に研究を重ねて 乗り越えやはったそうです。

白いセンセーションも同じく14号。火入が今になって美味しいのやけど このうらにもまた血のにじむ努力があったのやな

そういうと藤本さんが ずっとこの14号にあこがれてはって この造りで初めて使わはるそうです。初めてなので まずは普通もんで醸さはったそうなんやけど これがまたすこぶるええそうです。

14号と言う酵母を巡って 色々な浪漫や夢が渦巻いていて・・いろいろ 面白いな。