酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

酒うららのお酒

岡山にいったとき 酒うららで買ったお酒。今度の勉強会のために 道ちゃんに選んでもらった3本です。表現してみてくださいと道ちゃんから宿題を出されたので ちょっと頑張りました。検索をすると いっぱいでてくるけど やっぱり道ちゃんの言葉がす~~っと入ってきます。

多賀治 雄町 68%

とにかく バランスがいいです。シュワ感とともに楽しめます。
正統派。誰からも愛される 味はしっかり酸もこくもあって ちゃんと主張もしているお酒やと思います。
余韻には 甘酸っぱさも感じます。68%にしてはクリア

花鏡 きもと雄町70% 20度!

ラベルのイメージと違って 無骨。
重厚 ボリューム有 ふくよか 大らかな感じ。
20度と言う度数の高さはあるけど このままでも好きな感じ
そして加水すると のびやかにひろがり 全く別もんに変身。
一本で二種楽しめるお得感。そして 加水をお燗すると さらにのびやかになって
道ちゃんいわく素朴な笑顔が開くイメージやて。

開春 佐賀錦 50%

超特選と。これには深い意味があるのかな?なかったみたい。実は開けたて すなおに美味しいとおもっていたのですが ほかの2本よりはその後の経過が 決してあかんようになったのではないけれど 良くもならなかったかなという感じ。正直一番 わかりにくかったのがこれ。勉強会のときに聞いたら お燗してみてください!早速やってみました。お~~~~~っ ひそんでいた味わいが顔をだしてきました。山廃きもとではない50%磨きなのでお燗は想定外やったんやけど、お燗がとてもおいしかったです。びっくりぽんでした。
左の鏡草は野草「カタバミ」の異名やそう。雑草として駆除しようとするとなかなか手ごわい事から「家が絶えない」と縁起を担ぎ、家紋の意匠として用いられてきました。米の造り手・お酒の造り手・飲み手のご縁が末永く続くように願いを込め、名付けられましたんやて。素敵。
私もカタバミ 好き!