酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

鴫野 & 不老泉

函館山の鴫野のお蕎麦が10日で終わるからと、きたいちゃんに声をかけていただき、ドライブに連れて行ってもらいました。そのまえに吉田酒造さんへも行きました。

お元気そうでほっ。

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そして、不老泉へ~~

 

f:id:ogawa-sakeshop:20220310185001j:plainお母さんの生けるお花には、いつも感動します。

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今日は蕗の薹が盆栽みたいに設えてありました。

ほんまにほんまに素敵や。

花の少ない時でもこうやっていけてはるのも素晴らしい。

蕗の薹もなんと100円!やったので頂いて帰りました。

この苦味が春を感じます。

績さんとは色々な話をしました。

深いな。

もともと酒蔵を継ぐのはあんまり気が進むわけではなく、ただプレッシャーで継いだのやそうです。

ちょうど東京での修行から帰って来た時に山根のおやっさんが入蔵。

そこで日本酒造りに、はまらはったのや。

不老泉の今があるのは山根のおやっさんのおかげやと言うてはりました。

冷蔵庫は、海外輸出と国内人気で、がらがらでした。

が亀の尾と総の舞があることを知って嬉しかったです。ほんまに売り切れ続出なので。

色々利く酒も、川端の水をチェイサーに試飲させていただきました。

不老泉はやっぱり美味しい。よしのぼりも木桶の生もぐぐぐっと深みコクがでてきています。

績さんがおっしゃるように杣の天狗はちょっと酵母が変わったので、去年までの杣天は女性らしく、今年の杣天は男性的。なるほどなるほど。どっちも美味しいけど、今年のもまた違ってええな。

思わぬ不老泉のお酒を確認出来て幸せでした。